キャンプを始めよう!と思った時に最初に買うのがテントでは無いかと思います。
いざ買おうと色んなサイトを見ていると、ファミリー向けのテントは2ルームテントをおすすめされているのをよく見かけますよね。
そして、我が家も実際色々お店で見て、ロゴスの2ルームテントを購入しました。
確かに大きいし、ゆったりくつろげそうな空間もあるしファミリーに良さそう。
でもデメリットって無いのかな?
そう考えるあなたに、今回は
- 実際に2ルームテントを実際使ってみて感じたデメリット
- それでも2ルームテントを選んでよかったと思う理由
を紹介したいと思います。
テントの選び方のポイントについてはこちらの記事で解説しています
我が家はロゴス neos PANEL スクリーンドゥーブル XLを使用しています。
ファミリーにおすすめしたい2ルームテント
2ルームテントは、一つのテントに寝室部分とリビング部分のあるタイプのテント。
縦に長いものが多く、入口手前にリビング、奥に寝室部分というレイアウトが主流です。
リビング部分はオープンにすることが出来て縦に風が通るので、思った以上に風通しも良い!
私はファミリーの多いキャンプ場に行くことが多いですが、半分以上の方が2ルームテントを使っているイメージです。
2ルームテントを選ぶデメリット
テントは一度買うとなかなか買い換えないので失敗したくないですよね。
気になるのは2ルームテントのデメリット。
実際に使っていて思うのが、広々としている・大きいといったメリットが逆にデメリットでもあるという事。
2ルームテントを選ぶデメリット1.設営が大変・一人では難易度が高い
2ルームテントはサイズが大きく重いので設営が大変です。
一番高いところは170㎝を超えるものが多いので、小柄な女性にはちょっときついかも。(私は163㎝あるのでかろうじて…)
母子キャンプの場合だと、お子さんの年齢にもよるかな…私は一人では建てられないので、小学校高学年の息子か、息子の小さい時は一緒に来ている友人に一部手伝って貰っていました。
我が家は私と子供たちだけでキャンプすることも多いので、慣れるまでは本当に苦労しました。
ただ、慣れれば何とかなるし、今では息子と二人で設営しています。
設営が大変だと時間が掛かっちゃうし、小さいお子さんがいるご家族ならその間子供を退屈させてしまったり、目を離してしまうといったリスクがあるので、母親の目線では設営の簡単さも選ぶときに重要だと思っています。
2ルームテントを選ぶデメリット2.畳んだ状態もかさばるし重い・保管・移動に困る
また、テントをたたんだ状態も大きいので、収納袋に入ったサイズでも車に乗せられるか、自宅に収納場所があるかも要チェック。
2ルームテントは重いので、ラックのような棚に入れておく事はお勧めできません。棚板が割れたり、板がしなりそうなので、玄関から直結で入れる和室の押し入れの下段に入れています。
周りを見ても、自宅に収納しておく場合のスペースは考えていない方が多い印象・・・
一年単位で考えるとほとんどが収納に入っている状態なので、家に置いておく場所があるか確認しておいてくださいね。
2ルームテントを選ぶデメリット3.縦長で大きいのでレイアウトが一辺倒
場所や風向きに適した自由なレイアウトが組めるドーム型のテントとタープの組み合わせに対して、2ルームテントは長方形なのでかなり自由度は低めです。
グループキャンプが多い我が家の場合、風向きの他にそれぞれのテントの入り口やタープとの兼ね合いで、レイアウトが難しい場面が時々あります。
フリーサイトでも、混んでいると周囲のテントの位置やタープの位置、車の位置もある程度気を使って設営する必要があります。2ルームテントはそういった時に不便に感じる事があります。
また、テントを張れるスペースが決まっている区画サイトの場合、テントの大きさを把握していないと、ロープを張るスペースが足りなかったり、逆にデッドスペースが出来てしまったり…
慣れるまでは大変ですが、大体の大きさをちゃんと把握しておく必要があります。
2ルームテントを選ぶデメリット4.リビング部分は意外と使わない
これは個人差があるかも思いますが、我が家のようにグループキャンプメインだと食事は大人数でとるので別でタープを張ることがほとんど。
リビング部分は結局収納スペースになってしまう事が多いです。
2ルームテントを選ぶメリット
ドーム型テントにも前室という空間はありますが、2ルームテントはかなり広い空間を取ることが出来ます。
テントの中で食べたりくつろぐ事が出来るので、雨の日でも過ごしやすいし、夏の虫の多い時期もある程度は遮断された空間で過ごすことが出来ます。
気候の影響を受けにくいので、梅雨時期やまだ寒い時期でもあまり気にせずキャンプしています。
2ルームテントのメリット1.タープも兼ねることが出来る
大体のキャンプ場のフリーサイトの料金設定は
「テントとタープはワンセットで〇〇円」
という所と、
「テント、タープ各〇〇円」
という料金設定のところがあります。
後者の場合、テントとタープを張りたいのなら2張り分の料金がかかるという事!
そんな時は、2ルームテントならリビング部分がタープと同じ役割を果たしてくれるので、一張り分の料金でOKというメリットがあります。
リビング部分は日よけになるのでタープを張らない選択が出来るのも2ルームテントのメリットですよね。
また、雨が降ってきて地面が濡れている場合、ドーム型テントは泥や砂が入りやすいですが2ルームテントなら寝室に入るまでに空間があるので泥を落としたり、体を拭いたりできるので寝室を清潔に保つことが出来ます。
雨の日のテント設営や持ち物についての記事はこちら
>>【子連れキャンプの雨対策】雨の日のテント設営のコツとあったら便利な持ち物
2ルームテントのメリット2.リビングを夜間の物置にして盗難対策
夕食時に出た生ごみや食べ残しなど、夜間外に放置しておくと野生動物があさりに来ます。また、お高いギアを使っている場合、盗難されたという話も…
夜間、寝る時に盗まれないか心配な物、ゴミ袋などをリビングに収納しておけるというメリットがあります。
2ルームテントのメリット3.寒い時期はリビング部分が温かい
寒い時期の外にタープを張って焚火を囲むキャンプも良いですが、ファミリーだと2ルームのリビング部分に厚いマットを敷いたお座敷スタイルもおすすめ♪
小さいお子さんと一緒のキャンプならゆったりできて良いですよ♪
まとめ:デメリットよりメリットの大きい2ルームテント!
2ルームテントのデメリット
- 設営が大変・一人では難易度が高い
- 畳んだ状態も大きく保管・移動に困る
- 縦長で大きいのでレイアウトが一辺倒
- リビング部分は意外と使わない
2ルームテントを選ぶメリット
- タープも兼ねることが出来る
- リビングを夜間の物置にして盗難対策
- 寒い時期はリビング部分が温かい
デメリットも多く上げましたが、個人的には2ルームテントは快適でファミリーにぴったり。
大きくて重いことで収納場所や車に積めるか?という問題点さえ解決できるならおすすめ!
私もかなり悩んで買いましたが、2ルームにして良かったと思っています。
購入を検討されている方にも是非お勧めです!
試しにレンタルしてみるのもアリ!
とは言え、テントってキャンプをするのに一番大きい買い物。
買うのにも勇気がいりますよね。
そんな方にはレンタルもありますよ。
hinataレンタルなど、アウトドア一式をレンタルしてくれるサイトがおすすめです。
キャンプ場もレンタルしてくれるところがありますが、ドーム型のテントの場合がほとんど。
レンタルサイトなら人数に合わせた大きさで、しかも一式貸してくれるので使用感や快適さはもちろん、レイアウトなども楽しめますよ。
例えばこちらの4人用ファミリーセット(初夏)は大人4人で過ごせるセットで、テーブルなど画像のものが一式揃って26,700円です。
関連サイト 4人用ファミリーセット(夏)
小さいお子さんがいるファミリーには設営も簡単な4人用キッズファミリーセット(春)(21,900円)もあります。
どちらも自宅はもちろんキャンプ場までもってきてくれるそうなので便利です!
詳細は公式ホームページ「手ぶらキャンプを楽しむ【hinataレンタル】」でご確認くださいね。
おすすめの2ルームテント
定番だけどずっと人気のコールマン。
DODのかまぼこ型テント。
2~3人用もありますが、ファミリーだとこちらの4~5人用サイズがおすすめ
当サイトでは、ファミリーキャンプ初心者向けにキャンプの準備、買う物、持ち物、キャンプ場での行動などを紹介しています。
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