初めてのキャンプは何を買えばいいのか、何が要らないのか分からないことばかり。
- 大手キャンプサイトを見ているとあれもこれも買わなくちゃいけないみたいでお金がかかりそう
- ファミリーキャンプ初心者がまず揃えるべき本当に必要なものを知りたい
買う物も多いし安くは無いので、必要なものを見極めて買いたいですよね。
大手のキャンプ情報サイトの【キャンプに必要な物〇〇選】という記事は、
「子連れキャンプだとどこまで必要か分からない」
「高いものが多く総額いくらかかるの?」
なんてことはありませんか?
最近キャンプを始めようという友人に聞かれたときに、私が実際に答えているおすすめアイテムや実際に私が購入したものと共に紹介しています。
それぞれの項目に関連記事をリンクした、当サイトの目次的なページになっているのでぜひ読んでみてくださいね。
初めての子連れファミリーキャンプで用意しておきたいもの
テントはちゃんとしたものを選ぶ
テントは簡単に買い替えるものでも無いし失敗したくないので、ちゃんとしたものを買いたいです。
良いものは細部までしっかり設計されたものが多く、夏場の湿気や寒い時期の保温性、通気性、耐水性など快適に過ごせる工夫がされています。
テントの選び方についてはこちらの記事で紹介しています。
付属のペグとハンマーは使いにくいので買い足し必須
色んなサイトで言われていますが、テントを買うとついてくるペグは、地面の固さによって使い物にならないことがあります。
そうなるとテントの設営に時間が掛かってしまうことに。
同じく、ハンマーもテントについてくるプラスチック製のものだと、ペグうちにかなりの労力を使う羽目に。
テント設営に時間のかかる初心者の内こそ、ペグとハンマーは別売りで揃えておく方が安心。
もし、どちらかしか買えず、優先順位をつけるとしたらハンマー>ペグ。
ちなみに、我が家ではテント付属のプラスチック製のハンマーも持って行って、子供にもお手伝いしてもらっています。(重すぎないので安全)
我が家はこちらのペグを2セット持っていきます。
グランドシートは手持ちのブルーシートでもOK
グランドシートとは、地面とテントの間にひくシート。
テントについている場合もありますが、なければとりあえずはブルーシートでOK。
雨などの侵入を防ぐため、テントの大きさよりも一回り小さくなるように折りたたんで敷きます。
ランタンは複数個必要
- ランタンは複数個用意すると安心
- 最低でも1000ルーメンのものを
- 子連れならガソリンよりはLED
ランタンはテントと同じくらい絶対必要なアイテム。
選び方のポイントは飛び切り明るいのを一つではなく、そこそこでいいので複数個、そのうち最低一つは1000ルーメン(明るさの単位)以上あるランタンを用意してあちこちに置く方法がお勧め。
キャンプ場によっては夜間完全に消灯するところもあるので、いくつかある方が安心だし、暗いと想像以上にストレスです。
子連れキャンプにおすすめランタン
お子さん連れのキャンパーさんで所持率の高いのが、こちらのコールマンのLEDランタン!
一つ一つが外れるようになっていて、懐中電灯的な使い方も出来るんです。
ひとつだけ外してテントの中に、なんていう使い方も出来て凄く便利。
デメリットとしてはたくさんの電池を使うので重かったり予備の電池も必要なこと。
ただ、充電式のランタンよりは電池式の方が明るい感じがします。
我が家はコスパが良く、しっかり明るいジェントスのLEDランタンを愛用中。
ファミリーキャンプではLEDがおすすめ
キャンプで使うランタンと言うと、ガソリンを入れて使うイメージですよね。
実際、温かみのある光は見ていて心が安らぎます。
ただ、子連れキャンプの場合はLED一択。取り扱いに十分配慮が必要な事と、以前子供がランタンスタンドを倒してしまい、ガラス部分を割ってしまった経験から子供が大きくなるまではLEDを使っていました。
ある程度大きくなってからコールマンのガソリンのランタンを買い足しました!
バーベキューグリル
- バーベキューコンロと焚火台を兼ねているものが人気
- 片付けの簡単さならロゴスのお掃除楽ちんカバーのコンロもおすすめ
- スチール製とステンレス製がある
バーベキューグリルとして使える焚火台や、卓上タイプのものなど色々な種類のグリルが出ているので、自分のスタイルに合ったものを選びます。
最近は焚火台の方が断トツで多いですね。
ちなみに、我が家はバーベキューグリルと焚火台は別々派。
一つになったタイプはお手入れが大変そうだなと思ったのと、グループでバーベキューをする場合に大きいコンロが良いと思ったことなど。
我が家はロゴスのお掃除らくちんカバーのバーベキューグリルを使っています。
使い捨てなので勿体ないかなと思ったのですが、2,3回は使えるし、コンロ自体が長持ちするし、洗う手間から解放されるのでお金を出す価値はあると思っています。
お掃除楽ちんカバーって何?という方は「BBQの後始末を楽にするロゴスお掃除楽ちんカバー!代用品や新商品も紹介」の記事を読んでみて下さいね。
バーべキューコンロ選びについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
バーベキューグリルを持っていくときは、炭やトング、着火剤も忘れないようにしてくださいね!
クーラーボックス
クーラーボックス選びは個人的に失敗したなぁと思っていて、うちは大きい50リットルを買ったのですが・・・
- ファミリーで1泊だと中がスカスカで氷が沢山いる
- 日帰りの海水浴やピクニックで大きすぎる
- もつのが大変
- 車も家も置き場に困る
と、大は小を兼ねるとはいかなかったです。
詳細はクーラーボックスの二個持ちについての記事で詳しく書いているのですが、新たに30リットルのクーラーボックスとロゴスの氷点下クーラーの二個持ちで行こうかなと思っています。
中サイズのクーラーボックス二個持ちだと子供の運動会だったり、海水浴など用途が広いですよね。
泊りのキャンプでも、氷点下クーラーにはお肉、クーラーボックスにはドリンクと野菜というように温度で使い分けも出来ます。
こちらの記事で詳しく書いています。
シュラフ
私のシュラフのお勧めはハイランダーの洗える3シーズンシュラフ。
2枚重ねになった2in1タイプで、5℃&15℃対応の3シーズン使うことが出来ます。
2枚は厚さが違っていて、薄い方は夏、暑い方は春・秋ごろ。
二枚重ねれば真冬以外の12月初めや3月頃なら十分使えます。(関西住の私の場合)
真冬でも毛布をプラスすれば温かいので、私は年中使っています。
大きいので広げれば親子で寝る事も可能!
色々な使い方が出来るのがファミリーにはお勧めのポイントです。
▼レビュー記事も書いています
インフレーターマット
インフレーターマットはテントの中に引くマットで、寝ている時に背中や腰が痛くなるのを防ぎます。
某メーカーのを持っているのですが、キャンプ仲間が使っていてこれを買えばよかった!と思ったのがハイランダーのインフレーターマット。
マットの上にシュラフで寝る時、お互いがカサカサした素材なので結構滑るんです。
キャンプ場は整備されたところでも真っ平という事は無いので、寝ているうちに低い方へ流れていってしまいます。これが結構ストレス!
ハイランダーのインフレーターマットはスエード製でシュラフとの摩擦が起きにくく、快適そう。
見た目もおしゃれだし、肌触りも良さそうなのでこちらを買えばよかったと後悔しています。
このまま直に寝ても気持ちよさそうですよね。
快適さが全然違う!銀マット
インフレーターマットの下にも厚手の敷物はあった方がおすすめです。
私は15㎜の銀マットを愛用中。
クルクル巻くタイプは巻き癖が付くのが嫌だし薄いものが多いので、分厚くて蛇腹状に畳めるものを使っています。
銀マットなら、夏の地面の熱を遮断したり、冬の冷気も遮断して体温を篭らせてくれたりと寝心地以外のメリットがあります。
▼銀マットを使った夏キャンプの暑さ対策はこちらの記事に書いています。
冬の寒さ対策についてはこちら
アウトドアチェア
ロースタイルだと、こういったタイプのアウトドアチェアが主流。
人気のロースタイルは、地面との距離も近いので小さなお子さんと一緒のキャンプにもお勧めです。
アウトドアテーブル
アウトドアテーブルは、高さ調整が出来るものがおすすめ!
ロースタイルが流行りですが、作業するとき等に腰が痛くなるので高く使うことが出来るほうが色んなシチュエーションで活躍します。
調理時の作業台としてなど、高い方が良い場合も。
また、運ぶのにも収納するのもかなり嵩張るので、ライフスタイルに合わせた大きさを選ぶのがお勧め。
カセットコンロ
炭や薪で火を起こしているとはいえ、カセットコンロはあった方が便利。
アウトドア用が無ければ少々風に弱いですが、家で使っているものでもOK。
お湯を沸かしたり、朝ご飯を用意したりするときにカセットコンロは必需品です。
我が家ではこちらを使っています。
▼レビューはこちら
ゆくゆく買い揃えたいもの
絶対必要!という訳ではないけれどゆくゆくは買っていきたいものをピックアップしました。
タープ
タープは真夏はいりますが、日差しの弱い季節や林間サイトなどの場所によってはいらない事もあります。
2ルームテントを使っていたら、タープなしという方もちらほら見かけます。
調理器具
初めてのキャンプなら、家で使っている小さめのフライパンや鍋を使えばいいので、絶対必要という訳ではありませんがキャンプ用に作られた調理器具はコンパクトに収納出来たり、利便性も良いのが特徴。
私がまず初めに買ったのは、ユニフレームのごはんクッカープラス。最大3合と2合のご飯が炊けるアルミクッカー3個とフライパン、蓋がついています。
ご飯は簡単に美味しく炊けるし、朝ご飯にちょこちょこっとスープを作ったり、ウインナーを焼いたりするには十分です。
こちらにレビューと使い方を載せています
ケトルを収納できるセットなどもあります。
ウォータージャグ
ウォータージャグは絶対必要という訳ではないアイテムだけど、子供が小さいとあってもいいかな?
個人的には必要ないかなと思います。
現地レンタルもあるので気負わなくてOK
準備するものが多く、買い忘れが無いか不安になりますが、大抵のキャンプ場にはトングやシュラフのレンタル、売店には着火剤や炭・薪など一通りそろっていることが多いので安心。
キャンプが初めての時は、全部そろえなきゃと気負ってしまって後から考えたら不要だったと思う物を買うよりは、最低限のものだけ揃えておいて、ライフスタイルや子供の成長に合わせて買い足していく方がお勧めです。
初めてのキャンプ準備の参考になれば嬉しいです!
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