はじめてのファミリーキャンプ!子どもと一緒に自然の中で過ごす時間はきっと特別な思い出になりますよね。
中でも「フリーサイト」は自由にテントを張れるスタイルとして人気がありますが、自由度が高いのと区画が分けられていないので、初心者にはちょっとハードルが高く感じることも。
この記事では、キャンプ初心者のファミリーでも安心してフリーサイトを活用できるように、場所選びやテント設営のコツをわかりやすく紹介します!
フリーサイトとは?

フリーサイトとは、区画で区切られていない“自由なスペース”に自分で好きな場所を選んでテントを張るタイプのキャンプサイトのこと。
事前に場所が決まっている「区画サイト」とは違い、自由度が高く、レイアウトや広さを工夫できるのが魅力です。

我が家もお友達や妹家族とキャンプをする時に利用しています
メリット
- 広々と使える(タープや遊びスペースも確保しやすい)
- 自然との一体感がある
- 区画サイトより料金が安い場合が多い
魅力は自由度が広く、複数家族でも色々なレイアウトが出来る事と、料金が安いことですね!
好きな場所にテントを張れるので、暑いから木陰にしようとか、トイレが近い方が良いな・・・など、各家庭の希望やスタイルに合わせて設営場所が選べます。
デメリット
- 早い者勝ちのため、場所取りが必要
- 区切りがないので、迷いやすい&人との距離感を考える必要あり
- 電源などは基本的にない
デメリットとしては、混んでいるシーズンは場所取りが必要なのと、近くになった人との距離感など気を使うことですね。

テントの寝室部分が隣のグループと近いと、夜に話し声が気になるし、食事スペースが近いと視線が気になったりもします。
また、区画サイトにあるような電源がないため、冬キャンプはかなり気を使います。
フリーサイトでの場所取りのポイント

フリーサイトで快適に過ごすためには、「どこにテントを張るか」がとても重要です。特に小さなお子さんがいるファミリーの場合は、安全性や快適さも意識して場所を選びましょう。
早めの到着がカギ!
フリーサイトはどこにテントを張ってもOK。つまり、人気のキャンプ場や連休中は、良い場所がすぐに埋まってしまうこともあります。
チェックイン開始時間よりも前に到着するくらいのつもりで動くのが理想です。
ただし、キャンプ場によっては早すぎる到着がマナー違反になる場合もあるので注意。
アーリーチェックインを活用しよう
通常のチェックイン時間よりも早く入場できる「アーリーチェックイン」を設けているキャンプ場もあります。
追加料金が必要なことが多いですが、混み合う前にベストポジションを確保できるのは大きなメリット。事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。
地面の状態をチェック
雨が降ったときに水が溜まりやすい低地や、傾斜のある場所は避けましょう。石や根っこがゴツゴツしていないかもチェック。

足で踏んだ時はそれほど気にならない凸凹でも、寝転がると分厚いマットを敷いていても痛いと感じる事もあります。
また、ゆるやかでも傾斜がある場所は避けた方がベター。寝ている時に低い方へ滑っていくのがかなりのストレスです
トイレや炊事場との距離感
近すぎると人の往来が多くて落ち着かない、遠すぎると子どもが不便。
とはいえ、完全消灯で夜間は明かりが無いキャンプ場もあるので、気になる方はトイレの近くがおすすめです。
他のグループとの間隔
周囲のテントとの距離が近すぎると気を遣うことも。最低でも2〜3mの間隔は空けると安心です。
とくに小さいお子さんがいるファミリーだと、隣のテントのロープに引っかかって転んだり、子供が怪我をするだけでなく、相手にも迷惑がかかってしまいます
3. テント設営の基本とコツ

テントの設営は「なんとなく」でやると、後で不便さやトラブルの原因になります。基本のポイントを押さえておきましょう。
平らな場所を選ぶ
寝るときの快適さ、安全性に直結します。傾斜があると寝苦しくなるほか、荷物が転がったり、雨で水が流れ込んだりするリスクも。
ペグはテント付属のものは不十分なことが多い
フリーサイトの地面はさまざま、テントを購入したときについてくるものでは無く、固い地面でもさしやすいものを購入するのがおすすめ。
夏は木の下がおすすめ
夏のキャンプは自然な日陰が出来る木の下がおすすめ!特に、朝起きた時に寝室部分が陰になる様に予想して設営すると、暑くて目が覚めるということも無くてお勧めです。
タープで影とリビングスペースを確保

日差しを避けるためにタープがあると便利。テントとタープの配置をうまく組み合わせて、子どもが遊んだり、食事をしたりするスペースを作ります。
子連れキャンプのポイント

ファミリーキャンプでは、子どもが安全&楽しく過ごせる工夫が欠かせません。
- テント周りに遊べるスペースを確保してあげる
- 火の近くや段差がある場所はなるべく避ける
- 夜は早く静かに過ごしたいなら、端のほうの落ち着いた場所を選ぶと◎
場所や配置を工夫するだけで、安心感がグッとアップします。
あると便利だったアイテム
実際にフリーサイトで「持ってきてよかった!」と思ったアイテムを紹介します。
- レジャーシート:設営できるまでとりあえず荷物を置く・休憩スペース・子どもの遊び場にも便利
- アウトドアワゴン:荷物の運搬にかなり活躍。特にフリーサイトは駐車場から距離があることが多いのでマストです(車が入れるフリーサイトもあります)
まとめ
フリーサイトは、ちょっとした知識と準備さえあれば、自由で快適なキャンプスタイル。
ファミリーならではの目線で、場所選びや設営のポイントを意識すれば、初心者でも楽しく過ごせます。
「自由にレイアウトできる」「広々とした空間を使える」フリーサイトの魅力を、ぜひ体感してみてください!
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