キャンプ場のプランを見ていると、よく目にする「フリーサイト」という言葉。
なんとなく“自由に使える場所”というイメージはあるけれど、実際どんなサイトなのか気になりますよね。
この記事では、ファミリーキャンプでのフリーサイトの使い方や過ごし方、持ち物やマナーのポイントをわかりやすく紹介します。
家族でのんびり自然を満喫したい方や、初めてフリーサイトを利用する方はぜひ参考にしてみてくださいね!
フリーサイトとは?

フリーサイトとは、区画で区切られていない自由なスペースに自分で好きな場所を選んでテントを張るタイプのキャンプサイトのこと。
事前に場所が決まっている「区画サイト」とは違い、自由度が高く、レイアウトや広さを工夫できるのが魅力です。

我が家もお友達や妹家族とキャンプをする時に利用しています
フリーサイトのメリット
- 広々と使える(タープや遊びスペースも確保しやすい)
- レイアウトの自由度が高い
- 自然との一体感がある
- 区画サイトより料金が安い場合が多い
- グループキャンプでわいわいしやすい
- 予約が取りやすい
区画が決まっていないので、テントやタープの位置を自由に決められます。
子どもが遊ぶスペースを広く取ったり、友達家族と一緒に並べて設営したりと、「自由な配置」が最大の魅力!

好きな場所にテントを張れるので、暑いから木陰にしようとか、トイレが近い方が良いな・・・など、各家庭の希望やスタイルに合わせて設営場所が選べます。
多くのキャンプ場では、区画サイトより利用料が安い傾向があります。
広さや景観のわりにお手頃価格で利用できるので、家族連れや初心者キャンパーにも人気です。
広い敷地に複数のテントを張れるキャンプ場も多いため、区画サイトより予約枠が多く、予約が取りやすいのが魅力ですね。

「人気の週末はもう埋まってた…!」という時でも、フリーサイトなら空きが見つかることもありますよ。家族や友達グループで並んでテントを張れるのも嬉しいポイントです
フリーサイトのデメリット
- 早い者勝ちのため、場所取りが必要
- 区切りがないので、迷いやすい&人との距離感を考える必要あり
- 電源などは基本的にない
デメリットとしては、混んでいるシーズンは場所取りが必要なのと、近くになった人との距離感など気を使うことですね。

テントの寝室部分が隣のグループと近いと、夜に話し声が気になるし、食事スペースが近いと視線が気になったりもします。
また、区画サイトにあるような電源がないため、冬キャンプは子供の体温調節にかなり気を使います。
広い分、風や日差しの影響を受けやすい場所もあるので事前に風向きや日当たりを確認し、テントの向きやタープの設置を工夫すること、場所取りが大切です。
フリーサイトでの場所取りのポイント

フリーサイトで快適に過ごすためには、「どこにテントを張るか」がとても重要です。特に小さなお子さんがいるファミリーの場合は、安全性や快適さも意識して場所を選びましょう。
① 日当たりと木陰のバランスをチェック
- テントは直射日光を避けつつ、朝や夕方に日が入る場所を選ぶと快適。
- 木陰があると夏場は涼しく、タープを少し減らしても過ごせます。
② 風向きを確認する
- フリーサイトは仕切りがない分、風の影響を受けやすいです。
- テントの入り口を風下に向けない、タープの張り方を工夫するなどして、快適に過ごせる位置を選びましょう。
③ 水場やトイレまでの距離
- 子ども連れのファミリーは、水場やトイレに近い場所を選ぶと便利です。
- ただし、あまり近すぎると他のキャンパーと距離が近くなり、プライベート感が減るのでバランスを意識。
④ 広さと周囲の余裕
- 家族でのびのび過ごすために、テントやタープを十分に広げられるスペースを確保。
- 隣のテントとの距離も考え、遊ぶスペースや荷物置き場を作れる位置を選びましょう。
とくに小さいお子さんがいるファミリーだと、隣のテントのロープに引っかかって転んだりという危険性も。子供が怪我をするだけでなく、相手にも迷惑がかかってしまいます
⑤地面の状態をチェック
雨が降ったときに水が溜まりやすい低地や、傾斜のある場所は避けましょう。石や根っこがゴツゴツしていないかもチェック。

足で踏んだ時はそれほど気にならない凸凹でも、寝転がると分厚いマットを敷いていても痛いと感じる事もあります。
また、ゆるやかでも傾斜がある場所は避けた方がベター。寝ている時に低い方へ滑っていくのがかなりのストレスです。
アーリーチェックインを活用しよう
通常のチェックイン時間よりも早く入場できる「アーリーチェックイン」を設けているキャンプ場もあります。
追加料金が必要なことが多いですが、混み合う前にベストポジションを確保できるのは大きなメリット。事前に公式サイトなどで確認しておくと安心です。
早めの到着がカギ!
フリーサイトはどこにテントを張ってもOK。つまり、人気のキャンプ場や連休中は、良い場所がすぐに埋まってしまうこともあります。
チェックイン開始時間よりも前に到着するくらいのつもりで動くのが理想です。
ただし、キャンプ場によっては早すぎる到着がマナー違反になる場合もあるので注意。
3. テント設営の基本とコツ

テントの設営は「なんとなく」でやると、後で不便さやトラブルの原因になります。基本のポイントを押さえておきましょう。
平らな場所を選ぶ
寝るときの快適さ、安全性に直結します。傾斜があると寝苦しくなるほか、荷物が転がったり、雨で水が流れ込んだりするリスクも。
ペグはテント付属のものは不十分なことが多い
フリーサイトの地面はさまざま、テントを購入したときについてくるものでは無く、固い地面でもさしやすいものを購入するのがおすすめ。
夏は木の下がおすすめ
夏のキャンプは自然な日陰が出来る木の下がおすすめ!特に、朝起きた時に寝室部分が陰になる様に予想して設営すると、暑くて目が覚めるということも無くてお勧めです。
タープで影とリビングスペースを確保

日差しを避けるためにタープがあると便利。テントとタープの配置をうまく組み合わせて、子どもが遊んだり、食事をしたりするスペースを作ります。
子連れキャンプのポイント

ファミリーキャンプでは、子どもが安全&楽しく過ごせる工夫が欠かせません。
- テント周りに遊べるスペースを確保してあげる
- 火の近くや段差がある場所はなるべく避ける
- 夜は早く静かに過ごしたいなら、端のほうの落ち着いた場所を選ぶと◎
場所や配置を工夫するだけで、安心感がグッとアップします。
あると便利だったアイテム
実際にフリーサイトで「持ってきてよかった!」と思ったアイテムを紹介します。
- レジャーシート:設営できるまでとりあえず荷物を置く・休憩スペース・子どもの遊び場にも便利
- アウトドアワゴン:荷物の運搬にかなり活躍。特にフリーサイトは駐車場から距離があることが多いのでマストです(車が入れるフリーサイトもあります)
▼こちらのレジャーシート、キルティング素材で座り心地が良さそうなのと砂が入らない返しがついてたり、洗えるなどかなり便利そう!
▼アウトドアワゴンもピクニックや海水浴などで出番の多いアウトドアワゴン!コールマンの限定カラーがおしゃれ!
まとめ
フリーサイトは、ちょっとした知識と準備さえあれば、自由で快適なキャンプスタイル。
ファミリーならではの目線で、場所選びや設営のポイントを意識すれば、初心者でも楽しく過ごせます。
「自由にレイアウトできる」「広々とした空間を使える」フリーサイトの魅力を、ぜひ体感してみてください!
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