子供をつれたファミリーキャンプを始めたいけれど、どんなテントを選べば良いの?ドーム型と2ルーム、収容人数なども分からない
子連れキャンプ、ファミリーキャンプをいざ始めようという時、一番悩むのはテント選びではないでしょうか。
パパやママたちにとって家族全員が快適に過ごせるテント選びは重要ですよね。
この記事では、テント選びのポイントやそれぞれのテントの特徴、注意点を詳しく紹介します。
実際の周りの友達や私自身の経験も含めて親目線で解説しているので、皆さんのテント選びの参考になると嬉しいです
テントの種類別!おすすめの形とメリットデメリット
まず初めに悩むのは形ですよね。テントにはドーム型、2ルームなど種類があります。
どのタイプにもメリットデメリットがあるので、それぞれの特徴やおすすめしたい方について解説します。
ドーム型テント
\おすすめの方/
- 設営が簡単な方が良い方
- 持ち運びやすさも重要な方
- 小さいお子さんを持つファミリー
\デメリット/
- 中のスペースに制約がある
- タープが必須
設営が簡単で、比較的軽量かつ安定感があるドーム型テントは初心者の方に特におすすめ。
とくに小さいお子さんがいる場合、手早く設営が出来るというのはポイントの一つ。周りでお子さんが小さい方はこのタイプを使っている方が多いです。グループでキャンプする時もこのタイプのテントのファミリーが一番早く設営完了している印象。
コンパクトな分、タープとの組み合わせでレイアウトが幅広く、様々なシーンで活躍します。
ただ、リビングスペースと寝室を分ける構造がないので、家族全員が同じ空間で過ごす必要があったり、タープが無いと雨天時は不便。合わせて購入しておいた方が安心です
2ルームテント
\おすすめの方/
- 居住性を重視する人
- 連泊を考えている人
- 悪天候にも備えたい人
\デメリット/
- 設営の複雑さ
- 風に弱い
- 嵩張る
2ルームテントは寝室スペースとリビングスペースを設けたテント。
我が家はこのタイプですが、リビング部分で食事したり夜間はコンロなども置けて便利だし、雨の日にや寒い時期はリビング部分で過ごすことが出来るので色々なシーズンにキャンプを楽しめています。
ただ、設営が複雑な物も多く時間がかかることがあります。
慣れていないファミリーや、到着が遅くなった時は大変かも。
横長の形をしているので、風に対する耐性がやや弱い場合があります。
▽実際に使っていて感じた詳しい感想はこちらにまとめています
キャビン型テント
\おすすめの方/
- 大家族やグループ
- 居住性や快適さを重視したい方
- 長期間の滞在や快適さを重視する方
\デメリット/
- 重い
- 収納サイズが大きい
- 設営が大変
キャビン型テントは、テント内で立ち上がることができるほどの高さがあり、中も広いので大人数でも快適に過ごせる設計です。
広くて快適な分重く、収納時のサイズも大きいため、持ち運びが不便。車で運ぶにしても、他の荷物との兼ね合いも考えなくてはいけません。
また、設営が比較的複雑で、時間がかかることが多いです。
キャンプ場に到着してすぐに楽しみたい場合には、手間に感じることがあるかも。
ワンポールテント
\おすすめの方/
- 設営を簡単に済ませたい方
- おしゃれキャンプを楽しみたい方
- 広い内部空間を重視する方
\デメリット/
- テント内に制約がある
1本のポールで簡単に設営できるワンポールテントは、手軽さを重視する方におすすめ。
見た目もかわいらしくて、キャンプサイトで目を引く外観を求める方にぴったり。
中も意外と広くていいのですが、形が正方形ではないのでテント内のレイアウトに制約があるのと、中央のポールがネックかも。
友達ファミリーが使っていますが、寝方が特殊なのがちょっと気になると言っていました
(放射線状に寝るか、テントの辺に沿って寝るので横並びになれない)
テントはどんな素材で作られてる?
ナイロン
ナイロンは非常に軽い、強度が高い、摩擦や引き裂きに対する耐性があるというのが特徴。
一定の防水性を持っていますが、長時間の使用や過酷な条件には耐えられない場合があります。
ポリエステル
ポリエステルは防水性と速乾性があります。
紫外線に強いので色あせや生地の劣化が少なく、ファミリーキャンプや長期キャンプに適しています。特に紫外線が強い地域での使用に向いています。
コットン
コットンは通気性が良く、涼しい気候でのキャンプに適しています。
加水分解は起きないけれどカビの影響をうけやすいことと、他の素材に比べて重いことに注意
ポリコットン
ポリエステルとコットンの特徴を併せ持つポリコットン。
コットンのもつ通気性が良く自然な肌触りと、ポリエステルのもつ耐久性などメリットがあります。
テント内の湿気を軽減し、快適な環境を提供してくれますよ。
コットンよりは乾燥が早いし軽量、色あせや形状の維持がしやすいなどポリステルが入ることでデメリットを解消しています。
子連れキャンプは何人用テントがおすすめ?
気になるテントのサイズ選び。テントには〇人用と書かれているのでそれを参考に選びますが、記載されている収容人数はぎゅうぎゅうの状態と思っていいかも。
例えば五人でも、横に四人寝たその頭側に縦に一人などスペースに人を埋めた感じで5人なので、余裕を持ったサイズを選ぶことをおススメします。
また、子供はすぐ大きくなります。
今ちょうどいいサイズを選ぶよりもやっぱり多少余裕を持たせた方が良いかも。
耐候性と耐久性についてもチェック
キャンプを快適に楽しむためには、テントの耐候性と耐久性はとても重要!
耐候性とは、テントがどれだけ天候に対して耐えられるかを示す性能です。
特にファミリーキャンプでは、雨や風に強いテントが必要です。
防水性能(耐水圧)
テントの生地や縫い目に施される防水加工は、雨の日に重要ですよね。
耐水圧(mm)という数値で表示され、耐水圧が高いほど防水性能が優れています。
1,500mm以上の耐水圧があるテントを選ぶと、通常の雨には十分対応できます。
ポールの材質:
テントのポールは、アルミニウムやグラスファイバーなどが使われています。
アルミニウム製は軽量かつ強度が高く、耐久性に優れています。グラスファイバー製はコストパフォーマンスが良いですが、アルミ製と比較すると耐久性でやや劣ります。
収納サイズと重さ
意外と盲点なのですが、収納したときのサイズも確認しておいた方が安心。
- 自宅にいれるスペースがあるか
- 自分の車にこれを入れて、他の道具は入るのか
は、確認しておきましょう。
友達はとても大きなテントを買ったのですが一軒家だから大丈夫かと思ったら収納スペースに入れられず、中身を分けて収納しています。
ちなみに私は和室の押し入れに入れています。大きいのでそこにしかスペースがありません笑
通気性はあるか?換気システムは?
テント選びで通気性は意外と大事なポイント!
特に夏場は、テントの換気システムが快適に過ごせるかどうかの要になってきます。
以前、換気するような工夫がない古いタイプのテントで寝た時、蒸し暑さにびっくりしました。
湿気が全て中にこもる感じで、扇風機を回していたのですが子供も暑くて寝られない位過ごしにくかったんです。
通気性と換気システムは、快適なキャンプ体験を左右するとても重要な要素なんです。
通気性の良い素材は?
コットンやポリコットンなどの自然素材は通気性が高く、湿気を適度に吸収・放出するため、内部の湿度を調整しやすい特徴があります。
また、メッシュパネルが多いデザインのテントも、通気性に優れていて、虫の侵入を防ぎながら新鮮な空気を取り込むことができます。
換気システムの種類
テントの換気システムには、いくつかの種類があります。
メッシュ窓やベンチレーションパネルなど、画像の様なテントの側面や上部に設置されている小窓のようなもので、空気の流れを確保する役割を果たします。
特に、テント上部に配置されたベンチレーションパネルは、温かい空気を逃がすために効果的!
テントによって様々な工夫がされているのでチェックしてみて下さいね
まとめ
テントを選ぶときのチェックポイント
- テントのタイプ、形
- 生地の素材
- 耐候性と耐久性
- 収納サイズ
- 収容人数
ファミリーキャンプを始める時に一番悩むテント選び。
家族の人数、キャンプスタイル、設営の手軽さ、そして天候への対応力を考慮しつつもやっぱり長くし高いものだから失敗なくお買い物したいですよね。
この記事を参考に、家族のニーズにぴったりのテントを見つけて、素敵な時間を楽しんでくださいね!
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